お互いに助け合うことなく、目に見えないところで足を引っ張り合う社員たち。
働く目的はお金と生活のため。だから、気にするのは他人の評価と給料袋の中身だけ。
自分はきちんと評価されていないと被害者意識の塊と化し、言い争いや愚痴や陰口ばかり。でも、愚痴を言い合う当人たちも本音のところは話さずに腹の探り合い。損得勘定で物事をはかり、正直者はバカを見ると考えている。だから、自分から何かをしようという気持ちはないし、面倒くさいことは、誰もやりたがらない。
上司が見ているときや叱られたときだけ動き、基本的にはなるべく動きたくはない。
問題を問題であると認識していない社員たち。叱っても注意をしても、ピンと来ていない。何で自分がそんなことを言われなきゃいけないんだという顔をして、開き直ってあからさまに憮然とした態度をとる社員さえいる始末。
そもそも聞く耳を持たぬ社員に何を言っても無駄なこと。これじゃ馬の耳に念仏。
なぜ、社員たちは自ら考えて動いてくれないのだろう……
どうしたら自発的に考えて動く社員が育つのだろう……
世の中には、自立型の社員たちが自ら動いて成果をどんどん出している会社があるらしいけど、なんてうらやましいんだ……
それにひきかえ、わが社の社員たちは……
でも、どうしたらそんな理想的な会社になるのだろう……
うちの奴らじゃ、はっきりいって想像もつかないし、絶対無理……
しかし、経営者とは、なんて孤独な存在なのだろう……
経営やマネジメントの現実は厳しいものです。周囲に相談することができず、自分の気持ちを誰にもわかってもらえないと感じて、孤立無援の戦いを強いられているたくさんの経営者やリーダーたち。
私たちはそんなリーダーをサポートし、自ら成果を生み出すチームをつくるお手伝いをいたします。
机上の空論ではなく、実際に効果を生み出すためのリーダーとしてのあり方、そして、それを実現するために具体的に何をすればよいのかという視点で、私たちが考える「リーダーシップ」や「マネジメント」を通して組織開発や人材開発をお手伝い致します。
このプロジェクトでは、私たち自身が直面した実体験をもとに、様々な組織開発のノウハウを取り入れ体系化したプログラムです。社員の主体性や自立性を引き出し、それが持続するような風土・仕組みづくりで、組織全体の成長を維持促進、自動化させることが可能となります。
COAプロジェクトは「Change」「Objectives」「Action」の3つのコンセプトから成り立っています。
- 「Change」: 意識変革を起こす
- 「Objectives」: 目的・目標を設定する
- 「Action」: 行動の継続で成長を促す
1.「Change」-意識変革(気づき)-
- 普段の視点を変える: Change the default way
- 意識が変わる: Change Consciousness
- あり方が変わる: Change the way
物事をとらえ方や普段の視点を変える様なセミナーやワークなどを通し、意識変革を起こしていきます。
視点が変わると気づきが起こります。その気づきによって行動する習慣を生み出し、組織の成長が促進されるように促します。
2.「Objectives」-目的・目標の設定-
- 目的の見直しと再設定: Vision & Mission
- 目標の設定: Strategy & Tactics
- ブレない芯をつくる: Core
理念やMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)設定、クレド制作などを通して組織やチームのブレない芯を構築していきます。
組織と個のビジョンを明確にし、それをリンクさせることで強い組織を作り出します。
3.「Action」-行動の継続で成長を促す-
- 行動の継続: Small COA(Continuation Of the Action)
- 習慣化: Habit
- 個人及び組織の核を拡大化: Core
自走するチームを生み出すチームビルディング研修やセミナーから目標管理制度や評価制度などの制度構築まで、また「がんばらない朝礼」の導入サポートなど、具体的な行動が維持促進されるような取り組みをインストールし、習慣化できるようにフォローします。
それぞれの会社や組織が置かれている環境は様々です。ですから、まずは現状を把握することからコンサルティングが始まります。ヒアリング及び組織診断をさせていただいた後、導入期間やご予算のことなども併せて、それぞれのクライアント様に合ったコンサルティングメニューを見積もり、提案させていただきます。
まずは、どんなことでもお気軽にご相談ください。